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  • 執筆者の写真Sophia Fencing

華麗な剣は刹那を穿つ

更新日:2020年3月13日


オリパラWEEK企画 「フェンシング講演会」


26日 月曜日には現在日本ランキング1位の西藤俊哉選手、そして組織委員会の森さん、高橋さんによるフェンシング講演会が開催されました。また、偶然近くにいらしたオリンピック銀メダリストの三宅諒選手も駆けつけてくださいました。フェンシング部からは広報担当(筆者)が参加させて頂き、運営のサポートなども行いました。



◾️講演会


はじめに3名によるトークが行われました。フェンシングについてはもちろん現在のフェンシング界についてや西藤選手の日々の練習についてもお話していただきました。特に西藤選手の練習についてのお話はフェンシング部員として興味深い内容でした。練習ではフェンシングの練習のほか筋トレや体力づくりの時間もたっぷりと取ることが必要だそうです。さらに、フットワークやレッスンなど様々な種類があるフェンシングの練習ですが、どれが一番大事ということはなく、その時の目標や状況に応じでそれぞれに費やす時間を変えたり、必要であれば取り入れそうでなければ除外するなど、日々変化をつけているそうです。




◾️フェンシング体験


組織委員会の森さん、高橋さんがフットワークとファントのレクチャーをしてくださいました。フェンシング未経験の方を対象としたレクチャーでしたが、フェンシング部員にとっては普段体でで覚えている動きをどう言葉で表現すれば良いのか学べたと思います。毎年、フレッシュマンウィークにて初心者の方に教える際、いつも苦戦していました。4月に早速活かしてみようと思います。


◾️スマートフェンシング体験


皆さん、スマートフェンシングはご存知ですか?

スマートフェンシングとは、東京2020オフィシャルパートナーでもある大日本印刷さんが競技普及用に開発した体験用フェンシングです。スポンジ製の柔らかい剣の先にアルミの電極がついており、対戦者は軽い特殊なメタジャを着用します。装着がものすごく簡単で審判機につなげて本格的な対戦もでき、何より剣が当たっても痛くない!なんとも画期的な発明です!


体験会では大日本印刷さんによる開発に至った経緯やスマートフェンシングを用いた取り組みなどについてのお話、そして三宅選手による解説とともに参加者と西藤選手の対戦が行われました。(ちなみに2人対1人という特別ルールでした。)


そして最後には西藤選手と三宅選手の対決が行われました。間近で日本を代表する選手の対戦が見れるなんて!。とても迫力がありました。また、動き方や剣を置く位置などが気になり目が離せませんでした(笑)。

結果は西藤選手の勝利。




◾️最後に


フェンシング講演会に参加できたことは本当に貴重な体験でした。西藤選手をはじめお越し下さった皆様からたくさんのお話を聞け、とても勉強になりました。みなさんから学んだことは早速部活内でシェアさせていただき、日々の練習で活かしております。また、たくさんの方々にフェンシングについて知っていただけ、そして興味を持っていただけたことは本当に嬉しかったです。今後もフェンシングをもっと身近に感じていただければと思います。


西藤選手、森さん、高橋さん、大日本印刷さん、三宅選手、運営団体のGoBeyondさん、そして参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!

今回得た刺激を糧に今後もフェンシングと向き合っていきたいと思います。




(上智大学体育会フェンシング部 副将 兼 広報 M)




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