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  • 執筆者の写真Sophia Fencing

Freshman Week 2019 -Fencing Performance-


En garde! Prêts? Allez!


緊張が走る中、審判の掛け声とともに動き出す2人のフェンサー達。


しかし、ここは体育館ではなく、交差点のど真ん中。


青空の下、360度のギャラリーに囲まれたピスト上。



上智大学体育会フェンシング部は2019年度フレッシュマンウィークにてパフォーマンスを行いました。

まだまだマイナースポーツのフェンシングですが、日本フェンシング協会さんの働きにより高い関心を集めてきています。もちろん今回はフレッシュマンウィークということで新入部員の獲得のためという目的もありましたが、大勢の学生や教職員が集まるこの機会に、しかもキャンパスのど真ん中でパフォーマンスを行ったことは今後のフェンシングの普及に貢献できたのではないでしょうか。


今回のパフォーマンスではエペ、フルーレ、サーブルの3種目の模擬試合と解説を行うほか、ユニフォームの着方や電気審判機の仕組みなど細かいところまで紹介いたしました。模擬試合を行い、実況解説を司会が行いながらポイントごとにフェンシングの魅力や豆知識をお伝えしました。



はじめに紹介したのはもちろんエペ。

ルールが複雑なフェンシングですが、エペは初見の方でもわかりやすいことが特徴。2人ともエペ専攻の主将と副将が模擬試合を披露しました。今回のポイントは2人が使う剣の違い。主将はパワーに長けたピストル型グリップ、そして副将はリーチの長さを発揮できるフレンチグリップの剣を使用しています。異なった特徴を持つ剣同士の交わりはより試合を魅力的にしたのではないでしょうか。





そして次はフルーレ。中国でハイレベルのフェンシングレッスンを受けて来た留学生のCくんと主将が模擬試合を行いました。フルーレの見どころは攻撃権がどちらにあるのか。しかし、フルーレを初めて見ると「今はどっちに点が入ったんだろう?」と混乱してしまいます。そこで、司会が初心者にもわかりやすく“攻撃権がどちらにあるのか”、そして“なぜ攻撃権が移動したのか”に重点を当てて随時解説を行いました。皆様に少しでもルールを理解していただき、そして試合を楽しんで頂けたと思います。





最後はサーブル。サーブルの魅力はスピードです。そしてパワーが漲りまるで格闘技のようです。今回もその激しさから3種目の中でも一番歓声が上がり、皆さんに楽しんで頂けていると我々も実感できました。サーブルも攻撃権があるのでフルーレと同様、司会が解説を行いながら模擬試合を行いました。しかし、なんといってもその激しさとスピードを感じていただきたかったので、まずは観戦していただき後から追って解説をするスタイルをとりました。みなさんを盛り上げることができてよかったです。





今回のようにフェンシングを間近で感じ楽しんでいただけるような企画を今後もどんどん増やしていきます!太田雄貴日本フェンシング協会会長もおっしゃったように、フェンシングに関するイベントは増えてきましたが、その場所に来ていただく必要があります。まさに、みなさんとフェンシングの間にそびえ立つ”壁“。しかし、大勢が行き交うキャンパスのど真ん中で行われたパフォーマンスはその”壁”を取り払い「簡単に目で触れてもらえる」機会となったと思います。


ぜひ、次の機会でもご覧いただければと思います。




(上智大学体育会フェンシング部  副将 兼 広報 M)

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