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  • 執筆者の写真Sophia Fencing

53年の歴史で初!OB総会で模範演技。

2019年度体育会OB総会が開催されました。


OBの皆様には、日頃から体育会の推進にご協力を頂いておりますこと、心からお礼を申し上げます。皆様の豊富なご経験とご見識をもちまして、これからもご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。また、体育会常任委員会の皆様、体育会所属団体の皆様とともに上智大学を盛り上げられていること、大変嬉しく思います。皆様の輝かしい姿に負けぬよう我々も日々精進しております。


さて、本年度OB総会では、フェンシング部53年の歴史で初となる模範演技を行いました!


今回はアタックの順番や種類など、部員の動きを念入りに打合せ、「いかに分かりやすいか」を重視して演技を進行しました。やはりフェンシングはルールを知らないと試合展開が全くと言っていいほどわかりません。そんな複雑なフェンシングをどうかっこよく、どう楽しそうに見せるかが今回のポイントでした。数々のイベントで司会を勤め上げた3年のMが練りに練って考えた原稿を元に解説を行いました。部員一同、彼のプロ並みのトーク力には驚きです。当日は緊張して本来の2%の力しか出せなかったとの噂も。あれで2%、凄すぎです。



今回の模範演技=パフォーマンスでは、現役フェンサーとして活躍されるOBの皆様にもご協力いただき、現役とOBによる模擬試合を中心に執り行いました。ご協力いただいたのは、サーブルベテラン日本代表として国際大会にも出場されたK氏、現役時代にその動きで敵なしと言われたフルーレフェンサーのS氏、そしてフェンシング部OB会会長も務められるベテランエペフェンサーのI氏です。フェンシングは年齢に関係なく楽しめ、活躍できるスポーツです。就職した後も、結婚した後も、そして定年退職した後も続けられます。今回このような体制をとったことでそれを象徴できたのではないでしょうか。



歴史も長く、さらに東京2020に向け知名度も上がってきたフェンシングですが、まだまだマイナースポーツとして競技人口が少ない競技でもあります。実際に目で感じていただく機会を設けられたことで、少しでもフェンシングの普及に貢献できたのではないでしょうか。今回はフレッシュマンウィークでのパフォーマンスとは少し違う方向性を秘めていました。そもそも大学ではスポーツに触れるという機会はあまりありません。特に上智大学ではスポーツ推薦や部活動による公欠制度がないなどスポーツに関してはあまり積極的な大学とは言えません。一年生の必修であるウェルネスと身体を履修すればスポーツとは無縁な大学生活となってしまいます。しかし、そんな環境の中で「スポーツとともに生活する」という選択をした体育会関係者の皆様。そんな積極的にスポーツとか変わる方々の前でこのようなパフォーマンスを行うことでより大きな影響や関心を生み出せたのではないかと思います。近年ではフェンシングに関するイベントも増え、さらにメディアでも紹介されることが多くなりました。フェンシングは今軌道に乗っています!ぜひ今後もフェンシングに触れていただきたいと思います。




4月のフレッシュマンウィークでは人々が行き交う中でのパフォーマンスであり、必ずしも全ての方々が終始注目するというわけではありませんでした。しかし、今回は全てのオーディエンスが注目する場でのパフォーマンス。フェンシングを知っていただける絶好の機会ですが、ものすごく緊張しました。しかし、皆様に楽しんでいただけ本当に嬉しかったです。



体育会OBの皆様、現役体育会所属学生の皆様、最後までご覧いただきありがとうございました。そして、体育会常任委員会の皆様、今回はこのような機会を設けていただき、誠にありがとうございました。



それでは、今後ともフェンシング、そして体育会フェンシング部をよろしくお願いいたします。




(上智大学体育会フェンシング部 副将 兼 広報 M)

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