師走を迎えた7日、世田谷区立大蔵第二運動場 体育館にて、第22回北岡杯が開催されました。北岡杯は、全日本選手権大会個人出場者、インカレ個人戦出場者、インターハイ・国体の団体ベスト8以上、個人ベスト16以上入賞者…といった輝かしい戦績を有する選手には参加資格が与えられません。とはいえ経験者が参加するため、フェンシング大学始めの部員がほとんどの弊部にとってはやはりチャレンジングであり、同時に上位入賞を狙うチャンスもあるという特別な公式戦です。今大会、弊部からは三年生1名、二年生5名、一年生5名の計11名が参戦し、女子三種目全てでメダルを獲得しました!
まず、先の秋季関東国公立大学大会(秋関)に引き続き好調を維持する三年生三原(順天堂大学医学部)が、サーブル女子で決勝での接戦を制して優勝!さらにフルーレ女子でも3位。持ち味の伸びやかなファントとスピードが冴え、集中力と体力を切らすことなく二種目を勝ち上がり、現役最後の大会で有終の美を飾りました。
また、エペ女子ではニ年生舟橋(筆者)が2位。エントリーした4選手の内で唯一の大学始めながら粘って2勝し、昨年の北岡杯全敗最下位からの成長を少々示すことができました。
以下、各人の順位報告です。
サーブル女子
三年生三原 優勝🥇
二年生梶原 7位入賞
二年生佐藤 8位入賞
サーブル男子
一年生和田 11位
一年生竹内 13位
一年生稲垣 15位
サーブル女子は2人が入賞しました。剣道で鍛えた体幹とフットワークが持ち味の梶原は丁寧なフェンシングで7位。佐藤は相手を追い詰めてからのアタックが決まっての8位でした。
フルーレ女子
三年生三原 3位🥉
二年生酒井 9位
一年生高濱 10位
一年生坂下 11位
エペ女子
二年生舟橋 2位🥈
エペ男子
二年生吉岡 15位
一年生榛谷 21位
結果を振り返ってそれぞれに思うところがあると思いますが、今年からフェンシングを始めた当部の一年生の皆さんに伝えたいことがあります。それは、全く焦る必要はないということです。そもそも、経験者に勝つのは本当に難しいです。また、大学始めの初級者同士だと体格差やリーチ差が勝敗に大きく影響するので、都度落ち込む必要性はありません。(練習でも大会でも負けてばかりの筆者が語っても説得力が無いかもしれませんが、)負けて初めて勝てるようになるものなので、ぜひ負けを恐れずに試合に挑戦していくことをお勧めします。踊り場の先には必ずステップが待っていますから、焦らず、自身に集中して、自分の課題を少しずつ克服していきましょう!そして、いよいよ2月のアパッチ杯が目前となりました。これは1年生がメインの大会で、いわば皆さんにとっての新人戦です。もうあまり間がありませんが、ここを目指して練習に励み、気持ちを新たにして臨みましょう!
なお、これにて部として臨む本年度最後の大会が終了し、年明け早々には代替わりとなります。一年間大変お世話になりました山根主将を始め三年生の諸先輩方に、後輩一同心からお礼申し上げます。今後ともご指導賜りますようよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、北岡杯運営関係者の皆様、対戦選手の皆さんにお礼申し上げます。また、お忙しい中会場に駆けつけて声援をくださった田中先輩、本当にありがとうございました!
二年 舟橋
Comentários