7月８日-10日に第64回上南戦が上智大学で開催され、フェンシング部としては、9日日曜日に試合を行いました。抜けるような晴天、最高気温33℃というコンディションで（第二体育館は一応２８℃に設定されておりますが）夏の陽気の下、双方熱い声援が飛び交って盛り上がり、親睦を深めました。
エペ女子が南山大学さんの選手数の関係で公式的には上智の不戦勝となりましたが、南山大学さんのOGさんに参加していただいてオープン戦を行うことができました。ちなみに昨年の第６３回上南戦は、フェンシングを始めたばかりの一年生女子三人にとって初めてのエペの団体戦でした。当部のエース小塩は既に実力を発揮していましたが、筆者がチームの足を引っ張って敗れ、半泣きしたことが思い出されます。早いもので、あれから一年が経ちました。なお、エペに転向した新井にとって、今回は初のエペ団体戦でした。
○エペ女子 win 45-16
二年生小塩
二年生舟橋
二年生新井
また、エペ男子も南山大学さんのOBチームと親善試合をさせていただきました。
○エペ男子 win 45-28
四年生今川
二年生吉岡
一年生榛谷
特筆すべきは一年生の榛谷（しんや）です。なんとエペの練習を始めて「二日目！」で、まさかの５点✖️３で15点を得点！！いきなりダッキングに挑戦するなど、終始ポジティブなフェンシングで周りを唸らせました（吉岡によるリポート）。カレー屋さんでナンを３枚たいらげる伸び盛りのパワフルな選手、今後が非常に楽しみです！
なお、前主将今川にとっては現役最後の上南戦でした。前主将は（フットワークメニューは時々鬼ですが）優しくて人格者で、皆に分け隔てなく気を配ってくださり、誰もが本当にお世話になりました。アンカーでの最終得点に寂しさを感じてしまいました。
親善試合当日は、多くの当部OBOGの皆様がいらして応援してくださいました。また、南山大学さんの関係者もたくさんかけつけてくださり、賑やかな楽しい時間となりました。この場をお借りして皆様にお礼申し上げます。
次回第65回上南戦は南山大学さんでの開催です。来年も良い試合ができるように日々の練習を頑張りましょう！
続きまして新卒OBの快挙をお知らせします！
同７月９日に北区赤羽体育館サブアリーナにおいて第76回全日本フェンシング選手権大会南関東予選会が行われましたが、エペ男子個人の部で、宮本先輩が全日本選手権大会進出を果たされました。フェンシング大学始めながら、堂々の３位通過という偉業です。
ご本人からは、まだ予選だからとの前置きで、
「知り合いだらけの大会で、楽しくリラックスして臨めたおかげで、だいぶ上振れました。まぐれです！」という実に控えめなコメントをいただきました。（強い選手は謙虚ですね）
熱いフェンシング愛と努力の積み重ねが実っての予選通過、本当におめでとうございました。９月の全日本選手権大会でも悔いなく活躍されますよう、上智大学フェンシング部後輩一同心より応援しております。
二年生舟橋
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